- 2007-08-29 (水) 5:56
- 雑記

ジブリに行ってきました。プロデューサの方と技監の方の2名を含めた ディスカッションから。とても示唆に富んでいて自分はついていくのが やっとというレベルでした。
その中でとても気になったのが、マスコミ、特にテレビによる解説で 分かった気になっている大衆について。今は例えばニュース番組などで 結構難しいことまで解説するけど、聴衆はそれを見て難しいことを 分かった気になっている。でもそれは本当に分かってはいないよね? もっと知りたいと思った人はその分野についてさらに調査するかと 言うと、そうでもないのではという意見だった。
興味のある人はそんな下手なマスコミの解説なんか無くても自分で 調べるでしょ?というのがジブリのPの意見。そこを否定されると 僕のやりたいことを全否定されることになるのでつらいのだが…。 大衆の興味を喚起して、そこからもっと各自で広げてもらうというのが 僕のやりたい番組なのにねぇ。どうなんだろう。僕なんかは、テレビで 自分の全く知らない分野のことを教えてもらうと、「そんなことがあるのか」と 思って調べたくなるという感じだから、とても重要だと思うんだけど。
スタジオジブリは監督至上主義という点で他のスタジオとは 一線を画している。経営的に見れば、宮崎さんや鈴木さんなど 代替のきかない人が多すぎて、誰かが倒れたら作品を作れなく なる。でも、人を感動させるモノづくりってこういう空間じゃないと できないのかなぁとも思った。
見学終了後のお疲れ会を含めて、久々にクリエイティブに関した話し合いや ディスカスができてとても楽しかった。逆につらい部分もあったけど。
スタジオ見学については、ディスカッションの後、ジブリの建物内を一通り まわった。原画・動画ではアナログよろしく、実際に鉛筆で絵を描いていたし、 背景美術はポスターカラーの絵の具を並べて絵を描いていた。 これこそ日本のアニメですよ!ベクシルみたいになんでも自動で描けば いいってもんじゃない。ちなみに、アカデミー賞のアニメ部門から、 モーションキャプチャでとったデータを使った作品は排除されるようになったらしい。
見学の最後に地下にある試写室に入れてもらって、井上直久さんの DVDを見せてもらった。この試写室はすばらしかった。下手な ミニシアターよりも設備は上だ。イスもふかふか。音響もいいらしく、 アフレコをここでやるらしい。
とても考えることの多いスタジオ見学で、とてもありがたかった。 次はマッドハウスだ!ジブリとは正反対の、工場の様にアニメを 生産し続ける現場はどういう感じなのか、とても楽しみだ。
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