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CEDEC/コ・フェスタ ゲーム開発者セミナー

  • 2007-09-25 (火) 23:30
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今日はタイトルのセミナーに行ってきました。朝9:30からだったので、朝がきつかった・・・。

このセミナー、ゲーム開発者と名はついていますが、講師の方々はゲームとは関係ない方ばかりでした。 僕はゲーム開発者になるつもりは今のところなくて、どちらかというと僕の行きたい方向の方ばかり だったので、とてもためになりました。

最初の講義は、民族学的な考察。マーベラスの片岡義朗さん。 「ハレ」と「ケ」という考え方は初めてで、めちゃくちゃ参考になりました。 ハレというのは、お祭り・非日常であり、ケというのは日常のこと。最近のDSのゲームはまさに 「ケ」のゲームなんだということ。それに対してこれまでのゲームは「ハレ」。そしてこういう分類は 特にコンテンツ分野にとっては本質的な分類だなと感じた。というわけで、とりあえず柳田国男を 読まないといけない。そして、結婚して「ケ」の生活をしないといけない。

続いて、ウィズという会社の横井昭裕さん。全然知らない会社だったけど、じつはたまごっちやデジモンの企画から 生産までを行った会社なんです。バンダイではないのですよ!バンダイはただのブランド。 企画を発案したのはウィズなんですよ。ここでは、企画の大事な点を聞いた。特に自分に言い聞かせたいのは、 「大きく失敗しない様にやってみる」「人を知る」ということ。あと、インターンでいまいち掴みきれなくて、 正直嫌いになったバンダイだけど、横井さんの話でバンダイがよく分かった。大きく失敗しないならとにかくやれ という企業スタイルなんだなぁ。すごいと思う。自分にそれができるか・・・。あとは、優れたヤクザになる ということですね。がんばろっと。

それから、映像制作会社の白組。プロデューサの井上浩正さんと田中尚美さん。 白組という会社も知らなかったけど、やばい会社だ!ジュブナイルの企画制作 やってるし、ALWAYSもそう。両作品の監督である山崎さんは白組の社員。初監督作品が ジュブナイルって、信じられないよ。あとはリュウケンドーもやってる。TVシリーズも出来る。 そして、今期はアニメに挑戦でもやしもん。2D部分はテレコム・アニメーションという別会社で、 3Dを担当するとのこと。プロデューサの田中さんは、まさに僕が理想とするような仕事をされていた。

今度は、エンタテイメント分野で活躍されている弁護士の森田貴英さん。 パワーポイントを使わず、どうもメモもなしでお話しされていたことに、まず驚嘆。 この講義では、ストーリーが頭に残っている。コンテンツのストーリーが枯渇している。 日本のアニメだって枯渇してるとの話。攻殻やマトリックスはストーリーがすばらしいという 話に聞こえたのですが、この辺が自分の感覚とずれている。確かに、とても哲学的な内容で あるとは思うけど、とてもわかりにくい。哲学的なストーリーだけがいいストーリーっていうのは どうかなと思った。わかりやすいけどいいストーリー、深いストーリーってのも あると思うんだけどなぁ。昔はパンチのきいたストーリーがあって、今は無いみたいな 見方はどうも好きになれない。この間読んだ「なぜ勉強するのか?」にもあったように、 昔は良くて今は悪いという言葉は、あまり好きじゃない。今を生きてる自分たち自身を否定されている ようで、気分が悪い。世代が変われば社会は変わるものだ。今の社会を良く見て いいものを引き出していくのが一番いい。で、今のアニメはストーリーが無いっていうのは どうなんだろう。確かに、無いものもあるかもしれないが、それは昔もあった。逆に いいものだってもっとある。その比率はそれほど変わっていないと思う。むしろ、絶対数が増えているのだから いいストーリーはたくさんあるはず。さて、それはともかく、日本はストーリーに溢れているというのは おもしろいと思った。神話の世界、長い文化を見直すことが重要なんですね。つまり、原島先生が おっしゃっていたルネッサンスをやらなければいけないということですね。

僕が聞いた最後は、プロダクションI.Gの石川光久社長。この方は、感性の方だなぁ。講義もそんな感じ。 理性だけで聞いていたら、よく分からないと思った。石川社長が何を思っているのかを感じようとしたら、 まぁなんとなく分かった。ともかく、強くおっしゃっっていたのは、「人」だということ。やっぱりこの視点は 重要だよね。理系の中で育ってきた自分には徹底的にこの視点が欠けてる。柔道だって、相手の分析よりも こちらの理論武装だけしかやってなかった。もしもその中で閉じこもっていればそれでよかったけど、 僕は外が見えてしまった。そうすると、変わっていかざるを得ないということだ。実績だけじゃなく、 その人がどういう人なのかということを見ていかなければならない。じゃあ、そういう目で自分を見たらどうなのか? それを自分に問うと、まだまだ苦しいよねぇ・・・。

最後にAT-Xの岩田圭介さんが講義されたのだが、バイトがあったので泣く泣く友達にメモをお願い。

・・・

総じて、とてもためになったのはいいんだが、次から次へとすばらしい考え方を示されるので メモして咀嚼しているこっちは大変でしたよ・・・、まぁいいことなんですが。 日月の原島先生の講義から続けて、3日連続朝からセミナーはさすがに疲労しました。頭が パンクしています。メモはとったけど、噛み砕けていない感じ。いつ噛み砕こうか。

ちなみに、このセミナーはコ・フェスタという経産省が今年はじめたコンテンツ関係の ハレイベントの一つ。コ・フェスタはこの間の東京ゲームショーあたりで始まったばかりで、 10月末くらいまで、いろんなところで、いろんなイベントがあるようです。コンテンツ業界に 興味がある人だけじゃなく、コンテンツを楽しんでいる人も一つ上の視点を持つために 参加してみるとおもしろいと思います。

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