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劇的3時間SHOWに行ってきました

先日書いたきもする、コ・フェスタの一環で行われている「劇的3時間SHOW」というものに 行ってきました。これは、コンテンツ産業でプロとして活躍する様々な方に、 3時間好きに話してもらうというイベントらしいです。今日は下にリンクを貼った、 フジテレビの亀山さんのお話でした。

会場に行ってみると、結構大入りで、座れる席を探さないとないくらい。結構盛況でした。 さて、お話しの方はというと、とってもよかったです。亀山さんはフジテレビで、 月9のプロデューサをされたり、最近はCXが手がける映画をプロデュースしている方です。 とっても気さくな、かつ鋭い話し口で、ああいう風にしゃべれたらいいなぁと思いました。

まずはテレビの編成のお話し。亀山さんは最初は編成をずっとされていたそうで、 なかなか興味深いお話でした。特に、アメリカとの違いですね。スポンサーとの 関係が違うというか、スポンサー側のとらえ方が違うんですね。

さて、その後は制作に関して。やっぱり、テレビマンの側としては結局視聴者の動きが 視聴率でしか見えないという事態は不幸な状況なんですね。著作権法が テレビの放送が始まってから10年位してからできあがったということを聞いて、 知らなかったんでびっくりでした。ちょっとこの辺は調査が必要だ。プログラムとして 1回限りの放送と、パッケージとしてのソフトの違いは重要ですね。よく考えれば 今の放送の7割くらいは生放送なんだなぁ。

それから、人とメディアの距離感について。これはどこかで読んだことがある気もするけど、 改めてすごく重要なエッセンスを含んでいると思うので、紹介。人とメディアの距離感は 大別して、3cm・30cm・3m・30mとわけられる。

  • 3cm
    • 携帯。とても近い位置であり、コミュニケーションの役割。原則1to1。
  • 30cm
    • 活字(ネットも)。インタラクティブなメディアで、情報は自分から探しにいく。
  • 3m
    • テレビ。これはマスコミュニケーションで、相手が好む好まざるに関わらず情報を押し付ける。
  • 30m
    • 映画やイベント。その場所に行って、時間を拘束される。

この様に、分類した上で、亀山さんがイメージされてるのは、3m→30cm→3cmと宣伝効果を 波及させた上で、30mの映画館により多くの人を呼び込もうという姿。なるほど、ただ TVドラマが売れたから映画にするとかいう単純な視点ではないんだなというのはよく伝わった。 結局、たとえ素人が入ってくることで荒れようとも、パイを増やすことで産業を活性化し、 それに関わる人を増やすことでいいものを作っていくしかない。そうすることで、もっと作品は よくなるだろうし、次の世代を増やすこともできる。

亀山さん自身は報道に関わられていないけど、テレビの側にいる人が、今のマスメディアは ちょっと異常だという意識を持たれているというのは、よいことだと思った。あれが普通だとか 言われたらどうしようかと思ったけど、問題意識をもっているのならまだなんとかなる可能性もある。 まぁ今の状況は最悪ですけどね。

さて、後半は日テレの奥田さん、TBSの平野さんを加えて、テレビ局が手がける映画制作について。 おもしろいなと思ったのは、同時期に公開する作品は必ずしもライバルではないということ。 テレビ番組と違って、同時にやっていても両方見ることができるから、結局は劇場に 多く足を運んでもらえればそれでよいということ。これは言われてみればそのとおりですね。

あと、企画に関して、みんなであーだこーだ言って書くようなプロットでは絶対ダメ。 個人の情熱、それこそが企画の根幹なんだ。たとえある人から見ればクソみたいな 企画でも、その発案者に情熱さえあれば思いもよらない大ヒットしたりするものなんだ。 その情熱を燃やしつづけて、スタッフ全員の勢いがブレることのない様にうまく さじ加減をするのがプロデューサの役目。うんうん、よくわかる。やりたい。 全く経験もないことだけど、できるかどうか分からないけど、やってみたいことであるのは 絶対揺るがない。

そのほか、3時間もあったので色々と話が聴けてとてもよかった。何より、テレビ局の方の お話を直に聴けたのは初めてで、改めてテレビ局の就職をがんばろうという気にさせて くれた。かっこよかったもんなぁ。3人ともまさにプロデューサだし、それも売れっ子。 で、やっぱりなぜ売れっ子なのかということは、話を聴いてれば分かる。制作サイドを ちゃんとリスペクトしてるし、役割もよく分かってる。あー、いーなー。実写映画は 正直そんなに馴染がないけれど、テレビ局で番組のプロデューサをやるというのは 一つの目標ですね。

さて、明日もおなじイベントで、スピーカはジブリの鈴木敏夫プロデューサです。 劇的〜には今日と明日しか行きません。ちょうど時間が合っていて、しかも 両日とも映像作品のプロデューサ。目標がすぐそこにいるというのは なんともワクワクするものですね。こんな感情を抱いたことはいままでなかったなぁ。 やっぱりこれなんだろうなぁ、やりたいこと。あとはその情熱をどこまで燃やせるか。 うがーーーーーーー!

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