そろそろやりたいこと決めないと

最近、この先どうするかなぁと考えることが多い。大学院辞めてから 2 年ぐらいはお金稼ごう・仕事できるようになろうと必死で食らいついてきたんだけど、ある意味視野が狭くって、それしか見えてなかった。2 年ぐらいずっとおんなじ仕事だったんだけど最近ちょっとやること変わってきたのと、色んな人とお話する機会があって、なんか色々考える様になった。

頭では理解したつもりだったけど、本当に色んな人がいる。今はエンジニアの人と話す機会が多いけど、その限られた分野でも本当に千差万別。エンジニアとしてだけじゃなくて、人間として尊敬できる人もたくさんいて、ふと自分を振り返った時にそう思われる人になれてるのかなぁと思うと、とてもそんな気がしない。

僕がこの職業始めた理由は「飯の種を獲得するため」だった。でもあんまり目線の高い目標じゃないし、幸いにもうまくいってそれなりに技術は獲得できた。なのですぐに切り替えて「すごいの作って有名になりたい」って最近までずっと思ってた。これは、社内外のすごいエンジニア見てると、アウトプットの質がすごくて他の人から尊敬されてて、じゃあ自分はなんにもできてなくて恥ずかしいなぁと思ったからで、また必死であがいてアウトプットできる様に努力してきた。

アウトプットは少しずつできる様になってきて、仕事としても守破離の守くらいはできるようになってきて、いつの間にか見られる側にもなっていた。自分としては上を見るのに必死で正直そこまで気をまわせてなかったけど、マネージャーやる羽目になってそうも言ってられなくなってしまった。でも、正直言ってまだコード書いてたい。会社として最適な配置をしようとしてるのは分かるんで、どうしたもんかというところで、無理くり今作ってるプロダクトを仕事としてねじ込んでやってきた。

でも、僕個人で言うとずっとこの職業するという考えはなくて、全然違う舞台に行きたいという夢も、仕事を始める前からある。ある意味卑怯で、いつかやめちゃうから中途半端で逃げちゃうことも可能だし、その夢を理由に今やってることを手を抜くことだってできる。飯の種は獲得しちゃったので、できることなら早く次のステージに移りたいけどその準備が間に合ってないのと、今の自分のレベル程度でこの職業から手を引くのは納得いかないという理由で、今はやっている感じがする。

「今どこまでやりたい」っていうのが自分の中で明確じゃなくて、単に「他の人に負けないように」という理由でやってるだけなんだと思う。あと 3 年で 30 歳になっちゃうんだけど、それぐらいまでに成し遂げたい「これ」っていうのが決まったら多分すっきり動けるんだろうな。やり切って、後悔も後腐れもない状態で別のステージに行きたい。

それを考えるために、やっぱり色んな人と話をするべきなんだと思う。一人で考えすぎるとやっぱり視野が狭くなりそう。その一方で、自分も尊敬されるような人にならなきゃいけない。もう子どもじゃないわけだし、おっさんになっていくんだし、そのうち追い抜かれる時も出てくるだろう。

次のステージの準備は、今やるべき事をちゃんとやり切ってからでも遅くはないだろう。せっかく首を突っ込んだ今世界で一番面白い業界なので、もう少し楽しもう。