昨日に引き続いて,デブサミ2009に行ってきました.昨晩は昨日の寝不足がたたって 日付が変わる前にいつの間にか沈没していて,起きたら7時くらいでびびった.
9:30 目黒雅叙園
もはや慣れたもの.何か足が痛くて歩くの疲れた.
10:00-10:50 【13-A-1】 これからのWebテクノロジーを予測する
秋元さんはマスクマンで登場しました.いろいろキーワードを上げてもらっていい感じでした. 「10年かけて一般人に覚えてもらったパスワード認証というインタフェース」をOpenIDに移行するのには 確かに障壁があるよなー.SSHの公開鍵だって未だに使ってない人多いでしょ?
ともかく,何でも作って公開してみること.次は常に来る.Googleが終わる世界だって容易に想像できる ぐらいの想像力を持って開発をしたいもんだ.
11:10-11:55 【13-E-2】アート・オブ・アジャイル デベロップメント
個人的に,このセッションが今回のデブサミNo.1でした.内容はアジャイル開発についてで,もちろん アジャイルにも感動したんですが,木下さんのプレゼンがとっても上手で,引き込まれる様に聴いていました. あれは見習いたいなと思いました.
さて,ここからひたすらテスト・アジャイルが続くんですが,アジャイルって開発現場に限らず, 複数人での制作だったら何でも適応できる気がします.個人的にはアニメーションの制作現場などの コンテンツ制作の現場には特に必要なんじゃないかなと思いました.
そして,それは多分21世紀のスタンダードになるんじゃないかという気さえしました. 現在の制作というのは良い意味でも悪い意味でも20世紀の大量生産大量消費を前提とした 現場になっている気がします.それは画一的で予想可能な「世人」に大して,ともかく 大量に投下することで回収するという形.細かなチューニングよりもとりあえず出してしまうこと, その後のことは何も考えず,今ともかく回収すること,それが中心.21世紀を生きる人間から するとなんてつまらないんでしょう.
それを打ち破る概念がアジャイルだと思います.複数人での共同作業(それは発注・受注も含みます)で, 双方が密にコミュニケーションを取ること,もし片方がこけても何かは出すことができるようにする, 技術的負債を溜めない.30数個くらいやらなきゃいけないルールがあるらしいので,理想論の様な 気もしますが,スピーカーの木下さんの会社では実際に実行できているというのがすごい説得力をもって 伝わってきました.
たぶん,これからもうちょっと簡素化されていくんじゃないかと思うけど,アジャイルな制作スタイルというのは これからのスタンダードになるんじゃないかとゾクゾクしました.最高でした.
昼休憩
牧さんのサイン会が始まったらすぐにサインをもらった.多分1人目だったと思うw その後は雅叙園リナカフェでMacBookを叩く.今日は昼飯抜き.
13:10-14:00 【13-A-3】 仮想化技術を用いた分散型システムの開発とテストの手法
VMwareの人のセッションだった.なんかアジャイル開発を聴いた後だと,いやそれアジャイルだから, って言いたくなることがたくさんありました.OSの仮想化というのはテストには大切だなと思いました. 特にデスクトップアプリみたいなのを作るにはテストの時のOSの状態ってのがスナップショットされてる ことはすごい有益だなと思います.
実例で紹介していた,サーバーが100台くらいあったやつが,1ラックに収まってしまっていたのは笑いましたw
14:20-15:05 【13-E-4】 「レガシーコード」とはいったい!?
「レガシーコードとはテストの無いコード」ということで,レガシーコードについて. 「Working Effectively With Legacy Code」という本の読書会をやっているメンバーだそうで, この本がめちゃくちゃ読みたくなりました.近々日本語版が出るとのことなので,出たらすぐ買います.
もうね,マジでテストが書きたくてしょうがないです.開発現場に入る前にこんな話聴いてしまうと, やばいです.レガシーコードをなるべく書かない様にがんばらないと.同時に今あるレガシーコードに テストを組み込む方法も覚えていかないと.あぁまたやることが増えて来たけど.テストはマジ大事.
テストをつけることで,ソースの汎用性が上がる.オブジェクト指向は多分ソースの再利用性みたいなのも 目指してた気がするけど,テストこそが本当の答えだったんだなーと感じてます.
15:25-16:15 【13-A-5】 CodeZineスペシャルセッション モダンPerlプログラミング
サインをもらった牧さんのセッション.Perlが如何にテストに優れた言語であるかが 改めて伝わってきた.Perlコミュニティはテストが大好きなんだよね.一瞬Javaのテストコードが出たけど, マジあんなの書くとか勘弁w
16:35-17:20 【13-A-6】 ひよこクラブ ver.Engineer
なんか楽しそうな人達でした.ともかく「Outputしろ!それが学習にとって最も大事」とのこと. 僕はまだブログで書いて大きなフィードバックがあったことも無いし,Twitterで技術ネタつぶやいても あんまりレスポンスないけど,それでも書く,それは「Googleで引っかかる様にしておく」ため. そうすれば,タイムラグを持ってでも通じ合えるんだよね.それがうれしい.
17:40-19:10 【13-C-7】 Developers[Media]Summit
最後は翔泳社の関係者的な感じで,メディアな人達がLTしてたセッション.徳力さんの Google-Cyberbazz問題のトレースはおもしろかった.BlogとかTwitterとかを駆使すれば 誰でも裏を取ることができるってのはすごい.
なんかいろいろ話してたけど,Twitterしながら聴いてたのであんまり頭に入ってないw てか,やっぱ「メディア」の人達の話は2周くらい遅れた話をしている気がするので, もう聞くのがめんどくさくなってるのかも.とりあえずWEB+DB PRESSにはがんばってほしい.
デブサミ2009感想
というわけで,デブサミ2009が終わりました.去年,デブサミが終わってから存在を知って 「来年絶対行く!」とか思ってた割に,直前になって存在を思い出したりして,どたばた してましたが,楽しい2日間になりました.
個別の感想はエントリを読んでもらえばいいですが,総合的な感想を言うと次の3つかな.
プレゼンの勉強になった
これが一番.まぁピンキリではありましたが,うまいひとのプレゼンはとても手慣れていて, この僕でも思わず笑ってしまったり声を出してしまうようなプレゼンは,これからの参考に させてもらいたいと思いました.
特に,高橋メソッドというか,短い言葉をパッパッと切り替えていくスタイルを取り入れている 人が結構いましたが,あれは少しずつ組み入れていきたいと思います.僕は1枚出してそれについて 長々喋る方なんですが,どうも効率悪いし,プレゼンである意味があまりないなと思ってました. その点,高橋メソッドはまさに現場感・臨場感が出て,プレゼンらしいプレゼンでした. 一番いいのは両方組み合わせてやるのがいいかなと思って,13-E-2の木下さんのプレゼンが まさにそんな感じで一番感動しました.
電源と電波は確保すべき
これは難しいとは思いますが,なんとか頑張って欲しいなぁ.まぁ夢物語だけど,せめて無線LANは ラウンジだけじゃなくて各会場に準備して欲しかった.ラウンジのコンセントももっと増やすべきだと思いました.
アンケートに書くの忘れたのでここに書いておくw
新しい知識も多少得られた
あまりWEB系のセッションは少なかった感じなので,個人的に必要だなと思う知識はあまり 得られなかった(どっとねっととかどうでもいい)ですが,その中で,「クラウド」と「アジャイル」は とてもピンときたキーワードでした.
僕も立ちたい
僕も「○○を作ってるriywoです」と語れるくらいにはなりたいなと思いました.そして,来年とは言わないですが いつかはこういう場で堂々と喋れるようになりたいなと思いました.
翔泳社は,参加者当日募集のLT大会とかのセッションか,随時開催するスペースを用意するとおもしろいと 思うなー.プロアマ問わずにっていうと変だけど,ともかく発表してみたいと思った人が気軽に発表できる場を あの会場で提供してもらえたら,よろこんで発表する人は結構いると思う.
というわけで
みなさんおつかれさまでした.特に有意義なお話をして頂いたスピーカーの皆さん,こういうイベントを 開催してくれた翔泳社には感謝感謝です.
Comments:2
- kazkawamura 09-02-14 (土) 12:25
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翔泳社は,参加者当日募集のLT大会とかのセッションか, 随時開催するスペースを用意するとおもしろいと 思うなー.
これ、いいですね。当日、どれだけ参加してくれる人がいるかちょっと読めなくてびくびくですけど。
- riywo 09-02-16 (月) 1:28
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さくらでも入れておけばきっと大丈夫でしょうw ライトニングトークって結構こういう形式も多いはずなんですよね.
ぜひ来年はやってほしいと思います.
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- trackback from Toshiyuki Kawanishi Blog 09-02-25 (水) 20:05
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今更になってしまいましたが、デブサミ2009に登壇させていただきました。タイトルは「レガシーコードとはいったい??あなたも書いているかもしれないレガシーコード?」です。コンテンツ委員の和田さん、デブサミ事務局の岩切さん、一緒に登壇してくださった高橋さん、せとさん、中谷さんのおかげで無事に終了することができました。本当にありがとうございました。

