ビジョナリーカンパニー2がすごい件

昨年末の Twitter 本屋オフで,@FMNAKA さんに推されて買ってしまった 「ビジョナリーカンパニー 2」をやっと読み終えました.遅くなってしまって まったく申し訳ない.

この本,やばすぎです.Good な企業が Great な企業になるためには何が 必要なのかを,11 社のケーススタディによって導きだしているのですが, なんというか,その 11 社のあまりのストイックさや大胆さに,ビジネス書で ありながら,僕は読みながら**涙を流したし,体が震えて立ち止まったし, めまいがして倒れそうになりました.**冗談抜きに.

構造構成主義的に言うなら,この本は「Goot to Great」という現象について 現状で最も思慮深く的確にその構造を見抜き記述した本であると思います. そして,それは決して企業だけに留まる話などではありません.洗練された 構造はアナロジー的な応用が容易です.僕はこの本を読んで以来,自分の行動を Goot to Great という視点から見るといかがなものかを常に考える様になりました.

全く帰納的に導かれた結論ではありますが,優れた例から注意深く抽出した その構造は美しく,今の僕には欠陥を見つけることは到底不可能です. 「ビジョナリーカンパニー 2」は哲学書です.日本語が読める人は すべからく買って読むべき本です.

ビジョナリーカンパニー 2 の内容要約

とタイトルには書きましたが,僕が要約するようなことは何一つありません. 必要十分な要素がこの本の中に存在します.有無を言わず「買って読め」, それが要約です.僕はもはやこの本を読んでいない人と会話をする時は真剣になれません.

・・・,と言ってもダメなことはわかっているので,自分の体験・関心に 引き寄せて,ビジョナリーカンパニー 2 の内容を簡単にまとめてみましょう. 何度も言いますが,いつかは**必ず買って読んで下さい.**絶対にいつかは 必要になる本です.だったら今買って読まない理由がどこにあるのでしょう.

目次

第 1 章 時代を超えた成功の法則:「良好は偉大の敵」

この本の概要.分かる人にはこの章だけ読めばこの本の内容は伝わるはず. 本書でまとめられている調査について簡単に紹介すると,アメリカの 上場企業の中で,15 年程度凡庸な企業を続け,転換点を超えて目覚ましい 成長を遂げその成長を 15 年以上維持できた偉大な企業 11 社を選び出し,その企業と 同じ業種,同じ様に成長するも数年で衰えてしまった企業などを 比較対象にしたりしながら,なぜ 11 社が Good から Great へと飛躍でき, それを維持できたのかを探り出したものである.企業の評価軸としては 唯一「株式運用成績」のみを用いている.詳細は本の中にあります.

注目すべきは「時代を超えた法則」と謳っているいる点. この本で取り上げる 11 社は業種は様々だが,設立から 30 年以上が 必要であることから,例えばインターネット業界の企業などは 調査対象から外れている.だが,そんなことはどうでもいい. この調査で見出された結論は,どんな時代にもどんな組織にも 適応できると言っている.

正直,最初にここを読んだ時は「本当にそうだろうか?」と感じたが, 読み終わった今なら言える.まちがいなく時代を超える法則であると. むしろ時代どころか,人間が生きる中のどんな状況においても 適応できる.「自分」という組織(このイメージが伝わるだろうか. 「多重性」というキーワードでいずれエントリを書くつもりだが)に おいても Great になりたければこの本の法則はきっと生きてくる. そう確信させるものがあった.

この章のサブタイトルにもあるように「Good は Great の敵」なのだ. Great になりたいのであれば,Good を敵視しなければならない.これは とても耳の痛い話だが,理解せざるを得ない.

第 2 章 野心は会社のために:「第 5 水準のリーダーシップ

Great な組織を作るためにまず必要なこと,それが「第 5 水準のリーダーシップ」を 発揮することである.「なんだ,結局偉大な社長がいないとダメってことか」 と思った人は,自分を愚かだと思った方が良い.カリスマを持った偉大な 社長(第 4 水準の指導者)の腕力で成長した企業は,15 年も成長を維持することは できないことがはっきりしている.

それはなぜか.もちろん,これ以降の法則の影響もあるのだが,まず 指導陣が恐ろしいくらいにストイックにそして「」を捨てなければ, 偉大な組織へとなることはできない.第 4 水準の指導者,いわゆるワンマン社長などは 「自分の力で」組織を成長させることが目的だが,第 5 水準の指導者は 「自分がいなくなったあとでも」成長を続けられることが目的なのだ. この間の隔たりは大きい.第 5 水準と第 4 水準を見間違えてはいけない. だまされてはいけない.

すべてにおいて「己」を捨てることができなければ,自分がいなくなった 後も成長をつづける組織など作ることができない.取締役のために きれいな個室を用意するのが当たり前の組織に何ができようか? だが,指導者が第 4 水準であればそれが当然になってしまう. したがって,指導者は第 5 水準でなければならない.

ほとんどの組織はそもそもこの時点で既に脱落だろう.会社組織は言うに 及ばないだろう.きれいな自社ビルをもつことが目的の企業がどれだけあるだろうか. 大学がいつまでたっても良くならないのは,自分の学部や専攻の利権, 自分の研究のための資金を守り抜くことが目的となっている第 4 水準の指導者 ばかりなんじゃないか.例を挙げだせばキリがないと思う.

そんなマヌケな連中はこの本で紹介される 11 社の第 5 水準の指導者の 話を聴けば少しは自分が間違っていたと気づくだろう.僕がそれらを 紹介するのは野暮だ.自分で調べてみるといい.僕はジレットのコールマン・ モックラーの話を読んでめまいがした.

第 3 章 だれをバスに乗せるか:「最初に人を選び,その後に目標を選ぶ

あぁ,この話が通じる人がどうしてこんなにも世の中に少ないのか. 当たり前の話なんだ,「適切な人を適切な席に座らせ,不適切な人はすぐに バスから降ろす」なんてことは.不適切な人をバスに乗せ続けることは, 組織にとってもその不適切な人にとっても悪いことばかりなのだ.どうして それが分からない?

リストラを乱発しろなんて意味じゃない.もしそういう意味に聞こえた人が いるなら,それこそ考えを改めた方がいい,でなければ,あなたは大抵の 企業でバスから降ろされるべき人間になる.不適切な人を乗せ続けることは, たった 1 人のその人を管理するために適切な人々の無駄な時間が使われ, その人自身にとってもいずれバスから降ろされるのに長々と乗せられてしまったら, 再スタートが難しくなってしまう.日本は特に社会としてこの傾向が強いと思う. 終身雇用の完成形が機能してしまった時代があるだけに,こういう話が そもそも通じない人が多いのだろう.だが,あなたの時間はあなただけの ものだ.無駄に浪費してはいけない.騙されてはいけない.

情熱を同じくする適切な人々が集まったバスであれば,目的地は自然と 決まるし,もし状況が変わってしまったとしても変更することは簡単だ. 順番を間違えてはいけない.まず「人」を選び,次に「目的」を選ぶ. これが Great への重要なスタートラインだ.

第 4 章 最後にはかならず勝つ:「厳しい現実を直視する

第 5 水準の指導者であれば問題は無いはずだが,厳しい現実を 直視することが絶対に必要だ.楽観でも悲観でもない.「現実を」直視するのだ.

どんなに絶望的な状況であろうと,どんなに楽勝な状況であろうと,そんなことは 関係ない.一体どういう状況にあるのかを「あるがまま」に認識することが できない組織に,どうして偉大な業績が残せようか.

そして,たとえどんな状況であったとしても,「勝利の確信」を失ってはいけない. 混同してはいけないのは「楽観主義」ということではない.楽観主義者は, 「来年までには業績が回復する」と楽観して,来年になって回復していないことに 絶望し,「でも半年後には…」と楽観して半年たち,「来月には…」と 楽観と失望を繰り返して死んでいくだけだ.それと「勝利の確信」は違う.

最後には必ず勝利することができる,それは間違いない,そのために最適な 方法を取っているのだから.だが,それがいつになるかは分からない. 10 年後かも知れないし 1 年後かも知れない.もしかしたら 100 年かかるかも 知れない.だがそんなことはどうでもいい.「信じる」ことが重要であり, どうやって信じ続けるのかと言えば,楽観主義とは対極的に「現実を直視」する ことが必要なのだ.それも最も厳しい現実を直視することが必要だ. 目を背けてはいけない.それは Good な組織や人間のやることだ. Great になりたいのであれば「現実」を認識しなければならない.

第 5 章 単純明快な戦略:「針鼠の概念

Great への道は「速やかで確信ある決断」が下せるかどうかにかかってくる. それを行うためにどうしても必要になるのが「針鼠の概念」だ. 針鼠をしとめるためにあれやこれやと戦略を繰り出す狐に対して,針鼠は その都度その都度ただ体を丸めるだけで,いつも狐を退けてしまう. この逸話にある針鼠の様に,単純明快な戦略こそ「針鼠の概念」だ.

針鼠の概念は「情熱をもって取り組めるもの」「経済的原動力になるもの」 「自社が世界一になれる部分」という 3 つの円の重なる部分,それを短く言い当てる 戦略に相当する.それは希望的観測であってはならない.厳しい現実を直視した上で 自然と浮かび上がってくる「影」の様なものなのだ.虚勢を張って大きく見せることは 理解を妨げる.間違えてはいけない.

そして一度確立した針鼠の概念を一貫し続けることが必要である. 途中で変更せざるを得ない様な概念は針鼠の概念ではない.

第 6 章 人ではなく,システムを管理する:「規律の文化

適切な人が乗っているのであれば,人を管理する必要はない.むしろ. それは成長を阻害する.管理すべきはシステムが規律を乱さないかどうかだ.

先にも述べた様に,壮大な社長室を作って満足する様な企業は Great になんか なれない.マヌケだし滑稽だ.そんなの小学生にだって分かる話のはずだ. 僕はこの章のニューコアの逸話を読むと涙が溢れてくる.それを紹介する.

…(ニューコアでは)経営幹部以外の全従業員は,子供が高校卒業後に 教育を受けている場合,最長四年間にわたって子供一人当たり年に二千ドルを 給付される.あるとき従業員の一人がマービン・ポールマンのところに来て, こう質問した.「うちには子供が九人いる.子供が大学や専門学校などに進学するとき, 九人の子供たちのひとりひとりに四年間,教育手当を払ってもらえるのですか」. ポールマンはその通り,ひとりひとりに払うと答えた.「その従業員は 坐り込んで泣きだした.この場面は忘れられない.われわれがやろうとしていることを, 見事にとらえた瞬間だったからだ」.

第 7 章 新技術にふりまわされない:「促進剤としての技術

理系も文系も関係なく,新しい技術や新しい考え方に飛びついては振り回され, うまくいって大喜びしたり,失敗して不満ばかりをもらす人間がやたらといる. そんなやつが Great になれるわけがない.

新しい技術は所詮促進剤にすぎない.これまでの一つ一つで勢いがついてきた 弾み車をさらに加速(偉大でない企業においては減速)させるだけにすぎない. 特効薬でもなければ,カンフル剤でもない.やはり現実を厳しく認識して 針鼠の概念に沿うのか沿わないのかを判断するだけなのだ.

ウォルグリーンズの話は感動的だ.インターネットが勃興してドットコムバブル なんて言われていたとき,ウォルグリーンズはすぐに飛びつくことはしなかった. きっちりきっちり議論を重ね実験を重ね,だんだんと動きを加速させていき, ついにはインターネットで購入もできる様になってしまった.注目すべきは これはインターネットに急激に適応したという話ではないということだ. 彼らは他の誰も取り組んでいなかった 1970 年代から衛星通信網へ投資を 続け,在庫管理などの技術でも先頭を切って世界最高峰のシステムを 作り上げてきていたのだ.インターネットはその動きが 1 歩進んだだけに 過ぎない.

インターネットが出現して,慌ててとびついていったいどうするのか. ウォルグリーンズが取った様に「這い,歩き,走る」というステップを 踏むことが Good to Great への法則を継続する方法なのだ.マスコミが 囃し立てるものにすぐ飛びついてばかりいる尻軽組織が Great になれる はずがない.間違えてはいけない.

第 8 章 劇的な転換はゆっくり進む:「弾み車と悪循環

そして,この章が最も勇気を与えてくれる.千載一遇のチャンスや たった一つの決定・行動が Great への道を進めるのではない. 何がその原因だったのかなんて,後から振り返ってもよくわからないものなのだ. ただただ,上に述べて来た法則に従って,粛々と「やるべきこと」を やり続けていれば,いつのまにか成長の弾み車は勢いを増していく.

逆もまた然りだ.たった一つの何かで悪くなるのではない.針鼠の概念を 確立できずにあれやこれやと手を打ったり,有名 CEO を外部から招聘したりと 節操のない行動をとったところで,それはますます弾み車を減速させるだけのこと.

たった一つ何かをしたかしなかったかで,Great への道が閉ざされるなんて ことはあり得ない.適切な判断を下し「続けられるか」が重要なのだ.

第 9 章 ビジョナリーカンパニーへの道

こうして Great へと成長した企業がそれを持続し続けるためには,最後に 「基本的価値観」が必要だ.それは決して「収益」などではない.収益は 血と水の様なものであって,「生きて行くには必要不可欠だが,生きて行く目的ではない.」

基本的価値観に「正しい」基本的価値観は存在しない.重要なのは基本的価値観を 「持っているか」ということだ.持っていない組織に,いったい何ができようか. 偉大な業績を残すことはできまい.

おわりに

本書が明確な答えを出せないのは,唯一.「どうして Great にならなきゃいけないのか」 という質問に対してのみだろう.

これだけ細かく Great への道を描き出したところで,「どうしてそんなことしなきゃ いけないのか」に対しては理論的な回答は不可能だ.なぜなら,本の中でも 出て来ているが,それはその人にとって「自明」なのだから. 梅田先生の「好きを貫け」にも通ずるし,ジョブズの 「Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. 」 にも似ている.どうして偉大になりたいのかなんて聞く方が間違っている. 大方のマスコミとかいう業界にいる人達が真っ先に質問したがることだろうし, そのマスコミに煽動され続けることが至高の喜びである一般ピープルには理解できない ことだろうが,彼らにとって,そんな質問をされること自体が「wasting his/her time」 なのだ.

トートロジー上等.Great にしたいから Great にしたい.ただそれだけ. そして,そんな「好きを貫ける」道を見つけることを続けるべき.その道は 最初からはっきり見えるわけじゃない.Goot to Great な企業がそうであったように, 後から振り返って初めてわかることがある.でも,その中心に常に存在すべきなのは 他の誰でもない,「自分自身」でなければいけない.

すべては通じる.まさにジョブズの言う様に「Connecting the Dots」なのだ. 「好きを貫く」自分の「Connecting the Dots」を理論的にサポートしてくれるのが本書 「ビジョナリーカンパニー 2」なのだ.20 世紀の生き方がお好みの方は読まなくても 十分楽しく生きていけると思いますが,ドラッカーが言う様にすでに世界は変わろうと しています.21 世紀の生き方をしたいという方にとって,この本を読まないこと自体, すでに旧世紀なんだから,早く買って読んだ方がいい.そしていつまでも手元に 置いて,Reffer すべき本です.

あとがき

このエントリはプロローグ → エピローグ → 各章要約という順序で書いたので, 若干リズムが悪いかもしれません.そして要約はあとになるほど, だんだん疲れてきてしまいました w

本はところどころ読み返しましたが,ほとんど記憶の中だけでこのエントリを 書いたので若干ウソが混じっているかも知れませんが,ご了承下さい. 第 1 次ソースである本を読めばいいだけのことですので.

要約をざーっと書いていて思ったのは,やはり「好きを貫き続ける」ことなんだなと 感じました.どちらが欠けてもダメで,好きでもないことを続ければノイローゼに なるだけだし,とことん好きなことでも途中でやめてしまえば可能性はゼロに なってしまう.

人間 20 歳も過ぎれば大体自分の「好き」は見えてくるもの(といいつつ僕は 24 歳までかかりましたが).そうしたら後は何が何でもそれを続けるだけなんだ. 状況がどれだけ絶望的でも,関係ない.この本が述べる法則にしたがって, 自らを自らに対する第 5 水準の指導者とし,不適切な自分を捨て,現実を 直視しつつ勝利を確信し,それを達成するための単純明快な戦略を打ち立て, それがぶれない様な環境を自らの周りに作り出し,必要な技術をきちんと 習得し,そしてそれらをコツコツ続けること.こうしていけば自分は 偉大にならざるを得ないのだ.

ということで,「Good to Great」の法則はどんな場面にも適応可能な法則です. 知らないとかあり得ません.最後にもう一度言います.「買って読め!

以上,長文失礼しました.

  • コンピロ 09-05-29 (金) 23:18

    確かに買って読むべき本ですよね。

    私のバイブル本に登録した本です。

    人生について、仕事について、会社について、悩んだときに是非、読みたい 1 冊ですよ!

  • (株)ブログウォッチャー編集部佐藤 10-06-24 (木) 13:52

    突然の御連絡、失礼いたします。
    (株)ブログウォッチャー編集部の佐藤と申します。

    急な御案内で恐縮ですが、
    「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」の書評ブログ記事を株式会社リクルートエージェントの公式コミュニティサイト「BizRavel」に掲載させて頂きたく、御連絡差し上げています。
    弊社は株式会社リクルートのグループ会社でして、ブロガー様とのご連絡を代行させて頂いております。また、ブログなどの口コミを活用した web サイト制作を行っています。
    URL:http://www.blogwatcher.co.jp/

    ブログ更新、投稿義務などブロガー様への御負担は一切ございません。
    この掲載が貴方殿のブログへの集客口として貢献できれば幸いだと考えております。
    是非、以下をお読み頂き、検討していただきたく思っております。

    ◆ 詳細
    ・サイト名:「Biz Ravel」
    URL:http://bizravel.r-agent.co.jp/
    サイトの目的:ビジネスパーソンのインプット&アウトプットを応援すること。
    ・掲載させていただきたいコーナー「あの本が名著な理由」
    URL:http://bizravel.r-agent.co.jp/meicho_list_book.php
    例えばこの様な形で記事の一部を引用させて頂きます ↓
    http://bizravel.r-agent.co.jp/meicho_detail_book.php?book_id=5

    ◆ サイト運営元
    ・株式会社リクルートエージェント(http://www.r-agent.co.jp)
    ・事業概要:転職エージェント(人材紹介事業)
    ・コーポレートホームページ:http://www.r-agent.co.jp/corp

    大変恐縮ですが、6 月 28(月)までにご回答頂けると幸いです。
    尚、記事の掲載は無償でお願いしております。
    急なご依頼をさせていただきながら、大変申し訳ございませんが
    何卒ご了承下さい。

    不明点などがございましたら、下記までご連絡頂ければと存じます。
    何卒、ご検討の程宜しくお願い致します。

    株式会社 ブログウォッチャー
    編集部 佐藤 bizravel@blogwatcher.co.jp