コテンラジオを聴いて本を読まねばと思った
この1ヵ月くらいコテンラジオという Podcast を聴いてます。2019年頃から始まってる人気のコンテンツですが僕は全然知らなくて、ふと Spotify で Podcast 聞こうかなと思ってたまたま目に入った最初のシリーズ「吉田松陰」を聴いて面白い!と思い、この1ヵ月くらいで約6年分のコンテンツを聴いて、ようやく追いついてきたところです。
コテンラジオとは?
コテンラジオは「歴史を面白く学ぶ」というテーマで、偉人のエピソードだったり、構造的に歴史上普遍的なものを語ってくれているのですが、1シリーズ作るのに何十冊も本を読んだ上で台本を作って作成されているので、なかなか聴きごたえがあってよいです。1シリーズあたり最近は10話前後あって1話30-50分、執筆時点で最新が62シリーズ目なので、ざっくり計算で400時間?とかあって、1.5倍速にして生活の隙間時間をすべて費やして聴いてます。もちろん COTEN CREW にもなりました。
しゃべってる3人が皆さん魅力的で、ズバズバと言いたいこと言ってくる深井さんに、ショート編含め独特のセンスで切り込んでくるヤンヤンさん、そして天才の樋口さん。本人達もおっしゃってましたが、バンド感がめっちゃあって楽しく聴いてます。深井さんはほぼ同い年で、よくこれだけ言えるなーと感心してますし、株式会社コテンの理念も筋が通っていてすごいなと思います。ヤンヤンさんはショート編が結構好きで、ストーリーテリングうまいなぁと感じます。なにより、僕は樋口さんがすごいなと思ってて、このコンテンツを成り立たせてるのは彼のスキルとこだわりであるのがひしひしと伝わってきて、ゾクゾクします。
共感できる姿勢
僕は人文系ではないし大学(院)はドロップアウトした人なんですが、歴史は好きで高校世界史がカリキュラムに無かったのをいまだに根に持ってたり、ドロップアウトする前後は特に哲学やら構造的なものをまぁまぁ読んだりしてたので、本を読みまくってアウトプットする営みはいいなぁと感じて全部聴いてしまいました。世界史は高1の時には必修なので楽しくやってたのに、高2からは理系では世界史が選択できず仕方なく日本史をとったので、山川世界史を途中までで終わったのを今でも残念に思ってます 1 。ドロップアウトに関しては、大学卒業から大学院のところで死ぬほどやる意義を感じられなくなってしまって最後は大学院に退学願を出してきたんですが、当時精神的には不安定だったところを構造構成主義という考え方から入って色々と哲学できたお陰で、結構救われました 2 。
ただ、仕事を始めてからは意図的にそういうのに深入りしないようにしてたんですが、理由はそれをやると多分仕事に支障でるくらいのめり込んでしまいそうだったからでした。それから15年程たった現在、仕事に関わる様な範囲の勉強はそろそろ飽きがきていて何か足りない3と思っていたところでコテンラジオと出会って、そういえば自分はこういうの好きだったんだというのを久々に思い出しました。あと、ちょうど子供が歴史とか科学とかに興味持ってちょいちょい質問してくるんですが、昔理解したはずのあれやこれやもすっかり頭から抜けてて、復習も含めてやらんといかんなと日常的に感じてたところにもちょうどハマった次第です。
本を読みたくなった
さすがにコテンラジオの方達の様に月に何十冊も読みまくる気力は出せないんですが、久々に本をたくさん読みたくなってきました。今カナダに住んでるので、日本語の本を手に入れるのが実は結構ハードル高いのは課題で、一方で英語の本はサクッと手に入るのでとりあえずこんな本とかを買ってみてパラパラし始めてます。日本語の本は出張や帰省する際にまとめて買って帰るか、 Kindle で手っ取り早く手に入れようかと思ってます。
- History of the World Map by Map
- Battles Map by Map
- A Little History of Science
- A Little History of Philosophy
- A Little History of the World
そういえば、 The Dawn of Everything (万物の黎明) もちょっと前に買ってあったりしたのでこういうのも読んでいきたいです。学生時代に「銃・病原菌・鉄」を読み切れなかったのを思い出しました。
これはかなり激ムズ(まずボリュームが凄い)ですが、「サピエンス全史」や「銃・病原菌・鉄」がおもちゃにみえるという凄本です📕.. https://t.co/9yNZigVOnW
— Jun Rekimoto: 暦本純一 (@rkmt)
October 17, 2025
コテンラジオのおすすめシリーズ
最後に僕のおすすめのコテンラジオシリーズを紹介します。1ヵ月くらいで6年分まとめて聴いたのでまだリピートはできてないんですが、僕が印象に残った「これは!」というシリーズを3つあげると、「吉田松陰」、「ガンディー」、「第一次世界大戦」です。
「吉田松陰」は記念すべき最初のシリーズですが、我らが松陰先生の潔い生き様に感動させられました。僕は最初にこれを聴いて、あぁこれは全シリーズ聴かないとと思いました。なお、松陰先生(および松下村塾生達)はコテンラジオではちょいちょい出てくるので、必ず押さえておくべきシリーズかなと思います。
「ガンディー」は本当に全然知らなかったんですが、非暴力不服従のストーリーは学ぶべきことが多かったし、塩の行進というアクションを聴いた時は衝撃を受けました。樋口さんと同様に僕もガンディーのファンになりました。
「第一次世界大戦」も全然知らなくて、それ以前からの繋がり、なぜバルカン半島なのか、そしてその後 WW2 への繋がり、と自分の知識で欠けていた部分をバシッと埋めてくれた感じでとてもためになりました。まだまだヨーロッパの歴史の解像度を上げられてないんですが、その取っ掛かりとしてめちゃくちゃ助かってます。(あと「フランス革命」や「宗教改革」も。)
まとめ
という感じで、コテンラジオはとても面白くて、ホモサピエンスをもっと理解したいと改めて感じました。2026年は読書の時間を捻出できるように頑張っていこうと思います。